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嬉しいニュース：32歳の公立中学校校長誕生

昨日27日付けの全国ニュースあちこちで発表されたニュース
（Yahooニュースより）

横浜の市立中学の校長に公募で選ばれた本城慎之介さん
「32歳」が内定。全国の公立学校で史上最年少とのこと。

以前、同じワークショップでご一緒したことがありますが、静かな
中に誠意と熱意をもたれた方。やはり30代でこういうユニークな
こと、働き方をする人が今後出てくると楽しいですね。

大きな大きな刺激を受けました。今後に期待しています。そして
自分に出来る役割も果たさなければ、と背筋を正される想いです。

メリークリスマスはもう使えない？の【ティッピングポイント】

昨日の朝日新聞夕刊で小さな記事だけれど「メリークリスマス　もう使えない？」という記事があり、とても興味深かったです。

つい自分自身もクリスマスは意識してしまって、何気なくメールや電話や会ったりするときに使ってはいたものの、改めてこの記事をみて、なるほど、と思ってしまいました。

かわりに使われることばとして、「Happy Holidays(幸せな休日を）」、という特定の宗教を明示しない挨拶がアメリカで目立つようになってきたという記事です。多様な文化が共生するアメリカではこの時期ユダヤ教徒が祝う「ハヌカ」やアフリカ系アメリカ人が祝う「クワンザ」という休日があり、政治的公正（ポリティカル・コレクトネス）のためにも特定の宗教の休日であるクリスマスだけをことさら祝う風潮が目立ってきた、とのことです。20日に年末最後の記者会見にたったブッシュ大統領も「ハッピーホリデーズ」で締めくくったとのこと。

ただ気になったのはなぜ今？ということ。イラク戦争が続く中で民族意識が強くなった？「分断されるアメリカ」に対する配慮？キリスト教右派からは早速クリスマスに対する差別だ、と抗議があったり、デパートを始めとするクリスマスギフト商戦を頼りにしている人からすると深刻な問題であったり、と、やはり多様な価値観をもったコミュニティを維持するというのは大変だなぁと感じます。

今後この「メリークリスマスを使わない」というトレンドがどう推移するのか、どこでこのような社会現象が展開するのか、ちょっと注目したいもんです。

FastCompany ソーシャルキャピタリストアワード2005発表

今月のFastCompany は読み応えのある特集が目白押しでした。

■まずは今年2年目のソーシャルキャピタリストアワード2005の特集
ウェブ上のリソースがとても充実しています。昨年からの連続受賞。
それからアショカ財団から支援を受けた団体が5個程度入っている
など、この分野の先端事例が紹介されています。
http://www.fastcompany.com/social/2005/

The amazing organizations that received the Fast Company /Monitor
Group Social Capitalist Awards have found a better way to do good:
They're using the disciplines of the corporate world to tackle daunting
social problems. In our second exclusive ranking, we used a similarly
hard-nosed approach to find the 25 best social entrepreneurs.

■そのアショカ財団の創設者Bill Drayton 氏のストーリーも。マネジメント
コンサルタントの方が作った団体で、社会起業家支援で世界的に支援を
している団体です。

A Lever Long Enough to Move the World
Social visionary Bill Drayton is creating a network of incalculable
problem-solving power.

■そして今後大きなトレンドになる予感→「ティッピング・ポイント」ということば、
それから「Malcolm Gladwell」。アメリカのビジネス界の新しいGuruとして次世
代のピータードラッカーとまで持ち上げられています。マーケティングの分野や
社会的なムーブメントを仕掛ける人のバイブルとしてティッピングポイントは広く
読まれましたが、来年発売される「Blink」という本でまた新たな旋風を巻き起こ
しそうな予感です。

The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference

The Accidental Guru
Malcolm Gladwell, says one fan, is "just a thinker." But what a thinker.
His provocative ideas are taking the business world by storm. So who is this guy,
and what can he teach you about business?