「Corps」というとなんだろう、と思うかもしれないけれど辞書によると
【名】 兵団｛へいだん｝、〈フランス語〉軍団｛ぐんだん｝、班、部隊｛ぶたい｝、団体｛だんたい｝
とのこと。海外青年協力隊のモデルでケネディ政権で作られたPeace Corps(平和部隊）、
クリントン政権で創設された国内版Peace Corps～「AmeriCorps」などが知られています。
Blogger部隊をつくろう！、との呼びかけは先日行われたBloggerCon というカンファレンスで
Rebecca MacKinnonさんという方によってされました。つまりnon-profitなどの活動をしている人
に対してBlogのスキルを持っている人はそれを利用してメッセージを広く伝達させるようなことをみん
なでやってみませんか、とのこと（本当に大まかですが）。
以下RebeccaさんのBlogからの引用です。
http://rconversation.blogs.com/rconversation/2004/11/blogger_corps.html
In the final wrap-up session of Bloggercon III, I suggested that socially conscious members of the blogging community (of all political persuasions) might want to organize a "Blogger Corps." Through it, bloggers could donate their time to help poorly funded activists or non-profit groups to figure out what blogging tools are right for them, set up blogs, and develop effective blogging strategies.
アメリカ社会は面白いなぁ、というのはこういう動きを目にするときです。その人が有名な人で
あろうがそうでなかろうがアイディアが面白い！と思ったときにみんなが「この指とまれ！」な勢い
で集まってきます。早くもトラックバックやコメントがついて「How can I help!」とか「こんな風に
やればうまくいくよ」とか、「似た試みをやってきたよ」などという意見が溢れています。
さて、どんなことが出来るか考えてみますね。。。
Wiredの最新の記事
How the Internet Invented Howard Dean も非常に興味深いです。
「芸人学生」（そのまんま東）を立ち読みで一気に30分で読んでみた-。
これはけっこう売れる本になりそう、という予感。出版社も新潮社、
本格的な装丁、実話・実録のパーソナルトランスフォーメーション
（自分革命）のものがたりでした。もちろん書籍なので読者に
勇気を与えるために脚色も少しはあるかもしれないけれど、
スキャンダルで芸能界・メディアで叩かれてからの5年間のすざま
しい日々が記録されていました-。某元W大学教授などもきっと
読まれると思いますが、人生どんなときからでもやり直し、学ぶこと
が出来る、という力強いエッセイでした。
ふと思ったこと。やはり人は常に学びたいという欲求があるんだと思う。
そしてその際多くの人は具体的な目標を置くことによってモチベーション
を維持しようとするんだなぁ、と。
大学へ行く、資格を取る、弁護士になる、TOEIC何点取る、留学する、など。
ただ具体的な指標がない場合、また体系だった学問としてそのような「学び」
がない場合、やはり具体的な体系化が必要なのだろうか。その際は自分の
キーワードに合うような講演会・セミナーに出向くことによって自分と同じキー
ワードを持つ人で出会うことによって代替されるのかな。
英語学習にしてもやっぱり独習よりは会話教室にいったりすることで共に学ぶ
人からの刺激を得ることが大きなインセンティブになるのは明らかですしね。
学びながら社会のいろいろなことに対して「make sense」する感覚（点と点が
つながるような、膝を打つ、というような感覚）て大切だな、と思ったものです。
そんな意味でウェブサイトを通じて共に学ぶコミュニティの重要性というものが
今後ますます上がる、と再認識しました-。
早稲田の政経で行政学を学ぶというそのまんま東さんから大いに刺激を受け
ました。ありがとう。また今年の春に大学を卒業した母の姿も重なってまた学
んでみたくなりました-。さて、何を学ぼうか。。。